BARWING(バーウィング)のルームランナーは室内でのランニングやウォーキングを快適に行えるコストパフォーマンスに優れた機器です。Amazonでも品切れ続出の人気メーカーですが、複数のモデルが展開されているのでどのモデルを選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、BARWINGの主要モデルを比較し、各モデルの特長やおすすめの用途を分かりやすく解説します。どのモデルがあなたのニーズに最も合っているか、以下を参考にしてみてください。
記事のポイント
- BARWINGルームランナーの各モデルの機能やスペックを解説します
- 各モデルの比較と選ぶ際に重要なポイントを整理してお伝えします
ルームランナーは走ったときの着地音がするため鉄筋コンクリート造のマンション、アパートで使用することをお勧めします。
さらに2階以上にお住まいの方は別売の防音マット(ジョンソンフロアマットがおすすめ!)を敷くことをお勧めします。
自宅が鉄筋コンクリート造でない方にはランニングマシンは諦めてフィットネスバイク(初心者向け/中級者向け)の使用をお勧めします。
BARWINGルームランナー本格仕様モデル
【2024新モデル】BARWING ルームランナー MAX18km/h
こちらはBARWINGの2024年新モデルです。(2024年9月30日発売)
家庭用フルスペックモデルと謳われており、最高速度は18km/h、3段階の角度調節、グリップセンサーによる心拍数の計測が可能となっています。
執筆時は発売予定なのでプログラム数は不明ですが、フルスペックモデルなので最低でも20種類以上のメニューが搭載されているものと思われます。
本体サイズは奥行き144.6cm×幅64.5cm×高さ121cm、本体重量は32kg、走行面の広さは長さ116cm×幅42cm、耐荷重は150kgとなっています。
価格は税込44,800円。Amazonでは5,000円オフクーポンが適用できるため実質39,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらはジョギングやランニングに適したマシンです。耐荷重は150kgなので耐久性は期待できそうです。走行面は長さが116cmともう少しだけ欲しかったですが、横幅は42cmとワイドなので横への踏み外しの心配は少ないかと思います。速度は1km/hから最高18km/hまで出るので軽めのウォーキングはもちろんそれなりにハードな走り込みもできます。ちなみに一般的な成人男性が全力疾走したときの速さは時速18〜25km/h、一般的な成人女性が全力疾走したときの速さは時速15〜20km/hとなります。
【参考】成人男性と成人女性の走行速度の目安
こちらは日本人の歩行・走行速度の目安です。
アスリートではなく一般的な成人男性、成人女性の速度目安となります。
成人男性が普通に歩いた時の速度 | 時速約4〜5km/h(1kmを約12〜15分で歩くペース) |
成人男性が早歩きした時の速度 | 時速約6〜7km/h(1kmを約8〜10分で歩くペース) |
成人男性が軽く走った時の速度(ジョギング) | 時速約6〜9km/h(1kmを約6〜10分で走るペース) |
成人男性が普通に走った時の速度(ランニング) | 時速約8〜12km/h(1kmを約5〜7.5分で走るペース) |
成人男性が思い切り走った時の速度 | 時速約18〜25km/h(1kmを約2.5〜3.5分で走るペース) |
成人女性が普通に歩いた時の速度 | 時速約4〜5km/h(1kmを約12〜15分で歩くペース) |
成人女性が早歩きした時の速度 | 時速約5〜6km/h(1kmを約10〜12分で歩くペース) |
成人女性が軽く走った時の速度(ジョギング) | 時速約5〜8km/h(1kmを約7.5〜12分で走るペース) |
成人女性が普通に走った時の速度(ランニング) | 時速約8〜12km/h(1kmを約5〜7.5分で走るペース) |
成人女性が思い切り走った時の速度 | 時速約12〜18km/h(1kmを約3.3〜5分で走るペース) |
BARWING ルームランナー BW-SRM16 Max16km
「BW-SRM16」の最大速度は16km/hです。20種類のプログラムモードが搭載され、傾斜角度の調節は3段階、グリップセンサーによる心拍数の計測が可能となっています。
本体サイズは奥行き144.6cm×幅64.5cm×高さ121cm、本体重量は37kg、走行面の広さは長さ120cm×幅41cm、連続使用時間は100分、耐荷重は130kgとなっています。
価格は税込39,800円。Amazonでは4,000円オフクーポンが適用できるため実質35,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらは走行面が120cm×41cmとワイド設計なのであまり踏み外しの心配をせずに安心してトレーニングすることができます。最大速度は16km/hなので全速力で走りたい成人男性には不向きですが、それ以外の方はウォーキング・ジョギング・ランニング問わず使用することができます。ワイドな走行面に加え、ハンドルに手を添えたまま低速でウォーキングができるのでシニアの方にもおすすめです。
BARWING ルームランナー BW-SRM16L Max16km
「BW-SRM16L」の最大速度は16km/hです。こちらも20種類のプログラムモードが搭載され、グリップセンサーによる心拍数の計測も可能です。そして傾斜角度は15段階に電動調節することができます。
本体サイズは奥行き159cm×幅54.5cm×高さ127.5cm、本体重量は49kg、走行面の広さは長さ121cm×幅41cm、連続使用時間は100分、耐荷重は150kgとなっています。
価格は税込59,800円。Amazonでは5,000円オフクーポンが適用できるため実質54,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらは上述した「BW-SRM16」よりもさらにワイドな走行面(長さ121cm×幅41cm)が魅力の1台です。加えて、傾斜角度が電動で15段階も変えられる点が人気の理由です。おまけに本体重量は49kgと重くしっかりとした安定感があり、さらに150kgの耐荷重で静音声が期待できる点や100分の連続使用、そしてプログラムも豊富とあってかなり売れ筋のルームランナーとなっています。しいて言うなら最大速度が16km/hまでしか出ない点がデメリットではありますが、コスパの高い商品を選びたい方にはおすすめの1台となります。
BARWING ルームランナー BW-SRM16S Max16km
「BW-SRM16S」の最大速度は16km/hです。こちらも20種類のプログラムモードが搭載され、傾斜角度の調節は3段階、グリップセンサーによる心拍数の計測が可能となっています。
本体サイズは奥行き150cm×幅56cm×高さ126cm、本体重量は47kg、走行面の広さは長さ122cm×幅41.5cm、連続使用時間は100分、耐荷重は130kgとなっています。
価格は税込54,800円。Amazonでは10,000円オフクーポンが適用できるため実質44,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらは上述した「BW-SRM16L」よりもさらにワイドな走行面(長さ122cm×幅41.5cm)を備えた1台です。傾斜角度が3段階で手動である点や耐荷重が「BW-SRM16L」の150kgに比べて130kgと少ないですが、「BW-SRM16L」より1万円安く買うことができます
BARWING ルームランナー BW-SRM18 Max18km
「BW-SRM18」の最大速度は18km/hです。24種類のプログラムモードが搭載され、傾斜角度の調節は3段階、心拍数の計測も可能です。
本体サイズは奥行き144.6cm×幅64.5cm×高さ121cm、本体重量は37kg、走行面の広さは長さ120cm×幅41cm、連続使用時間は100分、耐荷重は150kgとなっています。
価格は税込59,800円。Amazonでは10,000円オフクーポンが適用できるため実質49,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらは最大速度18km/hの本格仕様の1台です。プログラム数も24種類と豊富なうえ、走行面も広々としており、100分の連続使用時間や150kgの耐荷重も申しぶんありません。2つ上で紹介した「BW-SRM16L」のように電動の傾斜角度調節機能はありませんが、最大速度はこちらのほうが速いですしその他の面でも遜色ない1台となります。
やや本格仕様モデル
以下のモデルはプログラム数や最高速度の面においては上述した本格仕様より劣りますが、それでも十分な運動量が期待できる中堅モデルです。
BARWING ルームランナー Max14km/h
このモデルの最大速度は14km/hです。Amazonの販売ページではプルダウンメニューで14km/hモデルと13km/hモデルが選べますが、執筆時ではどちらも同じ価格となっています。
プログラム数は12種類、傾斜角度は3段階の調節が可能となっています。
本体サイズは奥行き137cm×幅51.3cm×高さ110.4cm、本体重量は20kg、走行面の広さは長さ110cm×幅40cm、耐荷重は130kgとなっています。
価格は税込34,800円。Amazonでは2,000円オフクーポンが適用できるため実質32,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
こちらはいわゆるローエンドモデルです。これまでに紹介したような本格仕様モデルではなく、それなりのマシンを安価に手に入れたい方向けの1台となります。
BARWINGのコンパクトモデル
家庭のスペースに限りがある場合、コンパクトで折りたたみ可能なモデルを選ぶといった選択肢もあります。
以下のモデルはこれまで紹介してきたルームランナーより性能は劣りますが、それほどスペースを取らず、コンパクトに収納でき、価格が安価なことが特徴です。
以下のルームランナーはウォーキングやジョギングが目的の方向けです。収納のしやすさや価格の安さは魅力的ですが、走行面が狭いので私個人の意見としてはシニアの方はやめておいたほうが無難かと思います。
BARWING ランニングパット Max10km/h
「BARWING ランニングパット」にはハンドル有りモデルとハンドル無しモデルがあり、それぞれの最大速度はハンドル有りモデルが10km/h、ハンドル無しモデルが8km/hとなっています。(専用リモコンで操作可能)
プログラムは搭載されていません。傾斜角度の調節も2段階のみとなります。
本体サイズは奥行き130cm×幅50cm×高さ30cm(ハンドル無しモデル)、本体重量は20kg、走行面の広さは長さ96cm×幅38.2cm、耐荷重は150kgとなっています。(連続使用時間は不明ですがおそらく60分かと思います)
価格は税込19,800円。Amazonでは1,000円オフクーポンが適用できるため実質18,800円で購入できます。(執筆時の情報です。必ず販売ページの価格をお確かめください)
BARWING ルームランナー Max10km/h
このモデルの最大速度は10km/hです。(腕時計型のリモコンで操作可能)
上述した「ランニングパット」と同じくウォーキングやジョギングをメインとする方向けのモデルとなり、プログラムは搭載されていません。また傾斜角度の調節もできません、
本体サイズは奥行き119.5cm×幅54cm×高さ105cm、本体重量は20kg、走行面の広さは長さ101cm×幅38cm、連続使用時間は60分、耐荷重は100kgとなっています。
BARWINGルームランナーの比較表
こちらは上記のルームランナーの比較表です。
モデル名 | 最高速度 | プログラム数 | 走行面 | 耐荷重 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
【2024新モデル】BARWING ルームランナー MAX18km/h | 18km/h | ?種類 | 116cm×42cm | 150kg | – |
BW-SRM16 | 16km/h | 20種類 | 120cm×41cm | 130kg | |
BW-SRM16L | 16km/h | 20種類 | 121cm×41cm | 150kg | |
BW-SRM16S | 16km/h | 20種類 | 122cm×41.5cm | 130kg | |
BW-SRM18 | 18km/h | 24種類 | 120cm×幅41cm | 150kg | |
BARWING ルームランナー Max14km/h | 14km/h | 12種類 | 110cm×40cm | 130kg | |
BARWING ランニングパット | 10km/h | なし | 96cm×38.2cm | 150kg | |
BARWING ルームランナー Max10km/h | 10km/h | なし | 101cm×38cm | 100kg |
BARWINGのルームランナーを選ぶポイント
BARWINGのルームランナーを選ぶ際には、以下のポイントを重視すると良いでしょう。それぞれの家庭やフィットネスレベルに合わせて自分に最適なモデルを選ぶための基準です。
- 速度とプログラムモード
ルームランナーの最大速度はモデルによって異なります。ランニングをメインに考えている方は、最大18km/hや16km/hのモデルが最適です。一方、ウォーキングや軽いジョギングを目的にしている方には、10km/h程度のモデルでも十分です。さらに、豊富なプログラムモードが搭載されたモデルは飽きずにトレーニングを続けられるので、メニューが多いほど効果的な運動が期待できます。 - 静音性と折りたたみ機能
家庭での使用には静音性も大切です。特にマンションや集合住宅にお住まいの場合、騒音が気になることが多いため、静音設計が施されたモデルを選びましょう。また、使用後にコンパクトに収納できる折りたたみ機能があるとスペースを取らずに保管できるため、常に置いておくスペースがない方は収納性も考慮しましょう。 - 傾斜角度調節機能
本格的なトレーニングを目指す方には傾斜角度の調節機能があるモデルがおすすめです。平坦な地面を走るだけでなく、坂道を意識したトレーニングが可能になり、より多様な負荷をかけられます。傾斜の調節方法が手動か電動かも確認し、使いやすさを選びましょう。 - 耐荷重と走行面の広さ
ルームランナーの耐荷重や走行面の広さも重要です。体重が重い方や本格的なランニングをしたい方には、耐荷重が大きく、走行面が広めのモデルが適しています。走行面の長さや幅が広ければ広いほど安心してトレーニングできるでしょう。
以上のポイントを押さえ、自分のニーズに合ったルームランナーを選ぶことで、快適で効果的なフィットネスライフを楽しむことができます。
総括
BARWINGのルームランナーは価格帯やスペックに応じて豊富な選択肢が揃っています。初心者向けから本格的なトレーニングを行いたい方まで、それぞれのニーズに応じたモデルを選べます。