家庭用ランニングマシン(ルームランナー)の導入を検討する際に必ずチェックしておきたいポイントの1つとして「静音性」があります。
とくにマンションやアパートに住んでいる方は他の住民に迷惑をかけないために静音性に優れたランニングマシンを選ぶべきです。
そこで本記事では、数あるランニングマシンの中から静音性に優れた6製品を価格の安い順にご紹介します。
ランニングマシンはどうしても走ったときの着地音がしてしまうため鉄筋コンクリート造のマンション、アパートで使用することをお勧めします。
さらに2階以上にお住まいの方は別売の防音マット(ジョンソンフロアマットがおすすめ!)を敷くことを強くお勧めします。
自宅が鉄筋コンクリート造でない方にはランニングマシンは諦めてフィットネスバイクの使用をお勧めします。(初心者向けフィットネスバイクはこちら / 中級者向けフィットネスバイクはこちはこちら)
AIRHOT(エアーホット) ルームランナー TM401 【おすすめ度:★★★★☆(4)】
こちらはAmazonで購入できるAIRHOTというメーカーのルームランナーで、執筆時の価格は26,980円です。執筆時はさらに2,000円オフのクーポンが適用可能です。(手すりがあるタイプの価格です。手すりなしの場合もう少し安くなりますが、当サイトは手すりありのモデルを推奨します)
最高時速は10km/hと遅めで、ウォーキングやジョギングをメインに軽めの運動がしたい方向けのルームランナーとなっています。
本体重量は24kgとルームランナーの中ではかなり軽量なので安定性が気になるところではありますが、その点は最高速度からも分かるように、そもそも本格的なトレーニング用の製品ではないため問題はないかと思います。
また、走行面(ベルト)の面積は長さ103cm×幅40cmとなっており、幅は最低限の広さが確保されていますが、長さが短めな点は気がかりです。ウォーキング時はそこまで問題ないかとは思いますが、ジョギング時は後ろへの踏み外しに注意したほうが良いでしょう。
とはいえ、AIRHOTは同価格帯のルームランナーの中ではかなり高コスパの製品で、2.5馬力の高性能モーターを搭載し、最大120kgの耐荷重にも対応。静音設計なので家族がいる場合やマンション住まいの方でも安心して使用できます。
さらに折り畳んだときの厚みは12cmとかなり薄く、ベッド下やソファー下に収納しやすい1台となっています。
現時点でこれが最低ラインかな。これより安い商品はあまりお勧めしません。(あくまで個人の意見です)
ALINCO(アルインコ) プログラムランニングマシン AFR1119AR 【おすすめ度:★★★☆☆(3.5)】
こちらはコスパの高いフィットネス器具を多く販売するALINCO(アルインコ)のランニングマシン レッドモデル「AFR1119AR」です。(ブラックモデルは「AFR1119A」)
最高可能時速16km/h、連続使用可能時間90分とリーズナブルなランニングマシンの中では高性能なモーターを搭載し、衝撃を吸収する走行板ゴムクッションも付いているため静音性はそれなりに優れているほうだと言えます。
また、床面保護の専用マットは付属されますが、個人的にマンション・アパートにお住まいの方には別メーカーのジョンソンフロアマットの使用をおすすめします。
少し気になるのは本体重量が35.5kgと本格ランニングマシンの中では軽めだということ。最高可能時速16km/h近くでの走行時の安定感に課題がある可能性はあります。
また、走行面(ベルト)が 長さ110cm×幅40cm と長さがやや短めなので16kmで走ったら後ろに落ちそうで恐いかもしれません。
あとはプログラム数が12種類と若干少なめなところや最大体重制限が100kgとやや軽めなので耐久性も気になるところです。
ですが、47,462円と最高時速が16km/h出せるランニングマシンの中ではリーズナブルなほうなので価格重視の方は検討してみてください。(記事執筆時、Amazonで5,000円オフクーポンが使用できます)
BARWING(バーウィング) ルームランナー BW-SRM16L 【おすすめ度:★★★★☆(4.5)】
こちらはBARWING(バーウィング)のランニングマシン「BW-SRM16L」です。
上述したALINCOのランニングマシンと同じく最高可能時速は16km/h、そしてなんと連続使用可能時間は驚異の100分となっています。
そのため馬力の高い高性能なモーターが搭載され、静音性に優れているものと思われます。
また、本体重量は57.4kgとそこそこ重く、耐荷重は150kgと申しぶんありません。プログラムも24種類と豊富ですし、走行面の面積も 長さ123cm×幅41.5cm とやや広めに設計されていて安心です。
なお、価格は63,800円。記事執筆時、期間限定のクーポンが発行されていてAmazonの場合、商品画面からクーポンを適用することでさらに10,000円オフになります。
ぶっちゃけこの商品はめっちゃコスパ良いと思います!
Reebok(リーボック) トレッドミル JET100+ 【おすすめ度:★★★★☆(4)】
こちらは有名フィットネス機器メーカー「Reebok(リーボック)」のランニングマシン「トレッドミル JET100+」。
執筆時ではなぜかAmazonの販売ページのタイトルが「JET100」となっていますが、それは誤りで新カラー(グレー)の「JET100+」で間違いないでしょう。
最高速度はこちらも16km/h。最大使用者体重は110kgと個人的には及第点といった印象。
連続使用時間は表示されていませんが、2.0馬力のモーター搭載なのでこれが平均馬力のことであればおそらく70分程度かと思われます。
ですから1つ前で紹介したBARWINGの「BW-SRM16L」に比べると静音性と耐久性の面では劣る可能性があります。
ただ、走行面のサイズは 長さ130cm×幅43cm と上記2つのマシンと比較すると一番広いですし、本体重量も76kgと重いので速く走った時の安心感と安定感は1番あると思います。
あと、ヘッドホンジャックはもちろん付いていますが、Bluetoothによる音楽再生にも対応しています。イヤホンなしで音楽を聴きながら運動したい方にとっては嬉しい機能です。
なお、価格は記事執筆時で131,490円となっています。
超有名メーカーという安心感がありますよね!
Reebok(リーボック) トレッドミル JET300 【おすすめ度:★★★★☆(4.5)】
こちらも「Reebok(リーボック)」のランニングマシン「トレッドミル JET300」。
先にご紹介した「JET100+」の上位モデルで全体的なサイズがひと回り大きくなっています。
最高可能時速は なんと20km/h、最大使用者体重は140kg、プログラム数は27種類、Bluetooth機能搭載と家庭用ランニングマシンとしては最高クラスのスペックです。
連続使用時間は表示されていませんが、2.5馬力のモーター搭載なのでこれが平均馬力のことであれば90分かと思われます。
また、走行面のサイズは 長さ150cm×幅51cm と業務用レベルの広々設計で、本体重量も87kgとしっかりしているためかなり快適に運動できるでしょう。
価格は記事執筆時で 202,686円です。
ちなみにこの製品には新モデルの「トレッドミル JET300+」が発売されています。スペック的には旧モデルと大きな違いはありませんが、タッチスクリーンディスプレイが搭載されているため気になる方はチェックしてみてください。
時速20km/hは50mを8秒台後半くらいのタイムで走る速さです。速いですねぇ〜。
本気で走り込みたい人はこのようなモデルを選ぶことをお勧めします!
ジョンソンヘルステック ELITE T7.1 【おすすめ度:★★★★★(4.5)】
こちらは有名なフィットネス機器メーカー「ジョンソンヘルステック」の「ELITE T7.1」です。
最高可能速度は20km/h(平均3馬力)、本体重量はなんと156kg、使用者最大体重は180kg、Bluetooth機能搭載と家庭用ランニングマシンとしては最強クラスです。走行面のサイズも 長さ150cm×幅51cm とかなり広く設計されているため快適に走行できます。
また、このランニングマシンには冒頭で紹介したジョンソンの9.5mm厚大型マットがデフォルトで付いてきますが、加えて「M-MVP」という超衝撃吸収クッションも付いてきます。
M-MVPは一般ゴムに比べ2倍の衝撃吸収力を持ち、マシンと床の設置面6箇所に設置することで振動を大きく軽減させることが可能です。
価格は高いですが、スペックだけでなく静音性を重視したい方にはオススメの1台です。
ちなみに、メーカーがAmazonでの販売には力を入れていないのか商品説明が画像しかありません。(販売店から直接買ったほうがいいかも)
このマシンについては別のページに詳細をまとめましたので興味のある方はご覧ください。→ 静音性抜群の家庭用本格ランニングマシン「ジョンソンヘルステック ELITE T7.1」
予算に余裕がある人ならコレが1番だと思います!2年保証や出張修理対応にも対応してますよ!
以上が静かな家庭用ランニングマシンとして当サイトがお勧めしたい6製品となります。用途や予算に合わせてご検討ください。
※当記事の内容はすべて記事執筆者の個人的な意見です。購入される方は自己判断と自己責任で宜しくお願い致します。